2023年01月792号
主の御降誕と新年のお喜びを申し上げます
【アダム・クジャク】
2022年が過ぎ、過去のことについて考えると時の流れの速さをつくづく感じるようになりました。様々な事件、事故があり、それらの中に嬉しい、楽しいニュースを探すのが困難なほど不幸な、また悲惨なニュースばかりが記憶に残ってしまいます。
新型コロナウイルス感染症の影響で大変な日々が未だに続いておりますが、戸部教会の信徒の皆様のお祈りのおかげで、小さい小教区にも関わらず昨年は嬉しいニュースも沢山ありました。秘跡の恵みを頂いた人たちが多かったのです。洗礼の秘跡は6名、初聖体の秘跡は7名、堅信の秘跡は9名の方々が頂きました。神に感謝です。一方では残念な事に9名の葬儀が行われ、戸部の共同体、霊的な家族のメンバーに別れを告げなければならなかったという悲しいニュースもありました。
そして昨年、喜ばしいニュースとしては、エスコラピオス学園海星中学高等学校の新校舎が完成したことでした。新校舎の名前は「マリア館」と名付けられました。これは『海星』の名前から船乗りにとって星のように救いの港への道を示してくれる『神の母』を意味します。12月17日に竣工式が行われ、神に感謝しつつ新校舎の祝別が行われました。2年前に男女共学にして、今年度は1056名と人数が増え教室が足りなくなり新しく校舎を建てる事になりました。
戸部の信者の方々が何回も海星学校のためにミサと祈りを捧げて下さった事を心より感謝申し上げます。皆様の祈りのサポートがなければ、生徒数が増えたりこの様な立派な建物が出来たりはしなかったでしょう。本当に有難うございました。
聖母マリアから生まれたイエス・キリスト私たちの救い主は、人間の歴史の運命を変えて下さいました。
海星学校のマリア館に於いて、教育過程で生まれた子供たちも素晴らしい献身的な人物が生まれるように、戸部教会の信者の方々も引き続きのお祈りをお願い致します。
本年もよろしくお願い申し上げます。