キリスト教会【Tobe Catholic Church】戸部カトリック教会

グラス00教会だより

戸部カトリック教会の月報『教会だより』の「巻頭メッセージ」と「お知らせ」を掲載しています。

教会だより

教会絵

2019年12月号

巻頭言back number

ロゴ人はパンだけで生きるものではない

アントニー・ラジュ

聖書の中のその有名な言葉について解説しようとおもいます。この言葉は、現行文語訳聖書に、人の生くるはパンのみによるにあらず、と訳されていますが、文語体です。口語訳では、新共同訳聖書に、人はパンだけで生きるものではない、となっています。文語体のほうが何か重みを感じますね。

さて、この言葉は、イエスさまが世の中に神の国の福音を宣べ伝える前に、荒野に行かれて40日間の断食をなさった出来事の中にでてきます。そこで悪魔がイエスさまに語りかけて、神に従う道を歩ませまいと働きかけました。その中で、悪魔はイエスさまに、もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい、と誘ったのです。40日間の断食といえば、ほとんど人間の限界に近い断食です。食べなければ死んでしまうような極限状態です。しかし荒野には何も生えておらず、もちろん人もいないし店もありません。しかし石ころならゴロゴロしています。あなたが神の子ならば、この石をパンに変えることは朝飯前でしょう。そうやって食べたらどうですか、と悪魔はイエスさまにささやいたのです。

なるほど、と思わせます。イエスさまが神の子であるならば、本当にそうすれば良いように思われます。しかしここに悪魔の大きなワナがありました。もし本当に、イエスさまが石をパンに変えて食べて生き延びたとしたら、イエスさまという方は我々とは縁遠い方だということになるでしょう。わたしたちは、石をパンに変えることができないのですから。

この悪魔の誘惑に対して、イエスさまは標記の言葉をおっしゃったのです。そしてこれは旧約聖書の言葉の引用です。旧約聖書の申命記8章3節にこのように書かれています。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。

まだ解説は不十分ですが、長くなりますので、結論にいきます。標記の言葉は、私たちを生かしてくださるのは神さまであり、その神さまの言葉に従った時に、私たちが生きていくために必要なものは神さまがちゃんと備えてくださる、というのがもともとの意味です。一般に言われている、人間というものは食べたり飲んだりすることだけで生きるものではなく、文化的な、精神的なことを目的として生きるものである、という解釈は、少し誤解であるということになります。

ロゴお知らせ

2019年12月・2020年1月のお知らせ

12月 1日(日)待降節第1主日 宣教地召命促進の日(祈りと献金)宣教部部会 教会委員会
    6日(金)初金ミサ 10:30  ミサ後待降節奉仕聖具みがきなど
    8日(日)待降節第2主日     大掃除  カテキズムはお休み
    9日(月)無原罪のマリア  ミサ(10:30)
   14日(土)英語ミサ (19:00)Second Saturday English Mass
   15日(日)待降節第3主日  クリスマス飾り付け(馬小屋 玄関 集会室)
         ベトナム語ミサ(15:00)
   22日(日)待降節第4主日  日曜学校親子クリスマス会
   24日(火)朝8:00ミサ  主の降誕夜半ミサ(20:00) お茶会
   25日(水)主の降誕ミサ(10:30) お茶会
   29日(日)聖家族祝日  10時半のミサ後 男子部例会

1月 1日(水)神の母マリア・世界平和の日・元旦の祭日  (ミサ10:30)
    3日(金)初金ミサ (10:30)
    5日(日)主の公現 宣教部部会 教会委員会
   11日(土)英語ミサ (19:00)Second Saturday English Mass
   12日(日)主の洗礼 成人式 新年会(もちつき)
   18日(土)キリスト教一致祈祷週間 (~25日)
   19日(日)年間第2主日    ベトナム語のミサ(15:00)
   25日(土)聖ヨセフ・カラサンスの日
   26日(日)年間第3主日 世界こども助け合いの日(祈りと献金) 10時半のミサ後男子部例会

*アダム神父様は海星学校に出張のため12月6日、イタリア修学旅行引率のため12月8日~12月15日、
 海星クリスマスミサのため12月21日が不在になります。

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